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香りの都・パリで出会う特別な時間。ディプティックの魅力と香水の選び方

目次

ディプティックとは?パリ生まれのフレグランスブランド

創業地パリ・サンジェルマン通りにルーツを持つブランド

ディプティック(Diptyque)は、1961年にフランス・パリのサンジェルマン大通り34番地で誕生したフレグランスブランド。アートや旅、自然からインスピレーションを受けた香り作りが特徴で、香水だけでなく、キャンドルやルームスプレーなどのホームフレグランスでも世界的に人気を誇ります。

創業者たちはもともとデザイナーや舞台装飾家で、店のインテリアからボトルのラベルまで、細部に至るまで芸術的センスが感じられます。

香水だけじゃない!キャンドル・ルームスプレーも人気

ディプティックの代名詞といえば、やはり香水とキャンドル。ベストセラーの《フィロシコス(イチジク)》や《ド ソン(チューベローズ)》をはじめ、洗練された香りが多く、ユニセックスで使える点も魅力です。

また、香りと共に空間を彩るキャンドルも、旅好き・アート好きな大人たちにファンが多く、インテリアとしても抜群の存在感を放ちます。

世界中で愛される理由とは?

ディプティックが世界中で愛される理由は、「香りそのものの質」に加え、“香りを通じて物語を届ける”世界観にあります。旅先で感じた空気、自然、感情までもがボトルに詰め込まれているような香りは、まさに“心を動かすフレグランス”。

他の香水ブランドでは味わえない、パーソナルな体験としての香りがここにあります。

パリのディプティック店舗へ実際に行ってみた

店舗の場所・行き方と雰囲気

私が実際に訪れたのは、2021年にオープンした「Maison Diptyque Paris(メゾン・ディプティック・パリ)」。パリの中心、サン・ジェルマン・デ・プレ地区にあるサン=ブノワ通りに位置しており、最寄駅は「Odéon」または「Saint-Germain-des-Prés」。大通りから少し入った場所にある、静かで洗練された雰囲気の一角です。

この「メゾン」は単なる販売店ではなく、ブランドの世界観を五感で味わう体験型空間。クラシックで気品のある外観、そして店内に一歩足を踏み入れると、まるでアートギャラリーのような空間が広がっています。

おしゃれで落ち着いた空間に感動!接客体験も紹介

Maison Diptyque Parisは、通常の店舗とは異なり、香水・キャンドル・インテリアが空間に溶け込んだライフスタイル型のプレゼンテーションが魅力です。スタッフの方はフレンドリーかつ丁寧に接してくれ、まるで香りの世界を一緒に旅しているような感覚に。

香りの体験はもちろん、空間そのものが静かで心落ち着く設計になっていて、旅の中でも特に「静かな感動」を感じられる場所でした。

ディプティックの香水を選ぶときのポイント

人気の香り5選(定番&通好み)

はじめてのディプティック選びなら、以下の香りをチェックするのがおすすめです:

  1. ド ソン(Do Son):甘すぎないチューベローズ。清潔感ある大人の香り。
  2. フィロシコス(Philosykos):イチジクの葉と果実が香る、地中海を思わせる香り。
  3. タムダオ(Tam Dao):サンダルウッドのウッディ系。ユニセックスで使いやすい。
  4. オー ローズ(Eau Rose):ローズを中心にライチやハチミツがふわっと香る女性らしい一品。
  5. ローパピエ(L’Eau Papier):紙にインクが染み渡るような、詩的な香り。

香り選びで迷ったら、好きな香水ブランドとの比較軸や、「好きな季節」などから選ぶのもありです。

テスターの使い方と香りの確かめ方

店頭では紙のムエットだけでなく、肌につけて香りの変化を確認するのがおすすめ。ディプティックの香りは、トップ→ミドル→ラストと変化していくので、15分〜30分は時間を置いてじっくり感じてみるのがポイント。

私もスタッフの方に「まず肌につけて、お店を一周してから戻ってきてください」と提案されました。とても自然で、無理のない接客が心地よかったです。

日本との価格差や買い方のコツ

私が訪れたときの為替レートは1ユーロ=173円。(2025年6月28日時点)
例えば50mlのオードトワレが約110ユーロ(約19,000円)ほどでした。日本の正規販売価格と比較すると、約2,000〜3,000円安い印象

また、パリでしか手に入らない限定ボトルや香りもあるので、「ここでしか買えない」特別感も大きな魅力です。免税手続きも店頭で丁寧に案内してくれました。

ディプティックを旅のお土産・自分へのご褒美に

香りとともに思い出を持ち帰る

香りには、記憶を呼び起こす力があります。ディプティックの香りをまとうたびに、パリで過ごした時間や空気感が蘇るのは本当に贅沢な体験。

帰国後、「どこの香水?」と聞かれるたびに、少し誇らしい気持ちになるのも嬉しいポイントです。

旅行者におすすめのミニサイズアイテム

旅先では荷物を抑えたいもの。ディプティックには10mlのロールオンサイズやキャンドルのミニ版も揃っていて、持ち帰りにもぴったり。友人へのお土産にも喜ばれるアイテムです。

また、パリ店ではギフトラッピングも美しく仕上げてくれます。おしゃれな紙袋も思い出の一部として残しておきたいほど。

日本で購入する際の注意点と正規取扱店情報

現在、日本でもディプティックは百貨店や正規代理店で購入可能ですが、並行輸入品には注意が必要です。品質の保証やアフターサービスを考えると、正規店または公式オンラインでの購入が安心

ただし、やはり現地での価格や限定品の魅力にはかなわないので、パリを訪れる際はぜひ店舗での体験をおすすめします。

まとめ

ディプティックは“香りで旅を思い出せる”大人の贅沢アイテム

「ディプティック パリ」は、香水好きにとって一度は行ってみたい憧れの場所。実際に訪れてみて感じたのは、ただ香水を買うだけではなく、“体験を買う”という贅沢

香りは目に見えないけれど、旅の記憶をずっとそばに残してくれる不思議な存在です。パリの風景、店の空気、スタッフとのやりとり…そのすべてが香りとともに記憶される時間でした。

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